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NZ MoyaSystem

ニュージーランド在住のプログラマがあれこれ書くブログ

日本語訛りの英語で何がいけないのか?

英語

日本人が英語を学習していてしばしばぶつかるのが、発音の壁です。
"l"、"r"、"th"などなど、英語には日本語に存在しない音がたくさんありますので、正確に発音するのは至難の業です。わたしも英語を勉強し始めた当初は、なるべくネイティブっぽく発音しようとして、そのたびに「英語の発音むっちゃむずいわ……どうすりゃいいんだ……」とヘコんでいました。

しかし、留学生活が1年経ったいま、敢えて言いたい。
日本語訛りの英語で何がいけないのかと!


どの英語も訛っている

誤解を恐れずに言えば、訛りのない英語なんてないのです。
たとえばニュージーランド英語はものすごく訛りがキツく、ネイティブの英語話者でも聞き取るのが大変なほどです。例を上げると、"day"の発音が "ダーイ"、"tennis"の発音が "ティーナス"と変化します。筆者は大学の先生がよく口にする"ティークス"という単語が"text"のことだと理解するまで一ヶ月かかりました。。


また、シンガポールで話されているいわゆるシングリッシュという英語は、中国訛りの影響を強く受けています。thの発音がtになってしまうのが典型例で、"I think" は "アイ ティンク"、"three" は "トゥリー"となります。付加疑問文がすべて"〜, right?"と簡略化されるのも特徴のひとつです。


ほか、インド英語は、rの発音がやたら強調されるので日本人にはかなり奇妙に聞こえます。"for example" が "フォル イグザンプル"になるなどですね。

ね?ネイティブの英語でもこれだけ訛ってるんですから、日本人の英語が訛ってて何がいけないんですか?日本語英語も世界中にある英語の一種だと思って開き直ればいいのです。

カタカナ英語でも問題ない実例

いやそうは言っても、通じなきゃ意味が無いじゃない!という方がいらっしゃるかもしれません。でも大丈夫です、通じます。

その実例として、SONYの創業者・盛田昭夫さんの英語のインタビューを紹介します。0:30あたりから始まるのでぜひ聞いてみてください。


Akio Morita: Comparing Japanese and American ...

盛田さんの英語はthもlもrも発音できてない典型的なカタカナ英語ですが、何も問題なく高度なコミュニケーションができています。
なぜでしょう?まず、盛田さんは非常にはきはきと話されてます。また文法的な間違いが少なく、語彙が的確です。そして文章の論理構造が明確になっています。ですからカタカナ英語でもなんら問題ないのですね。

発音が不完全なくらい大した問題ではありません。それより大事なのは文法とボキャブラリー、そして自信です!みなさんも胸を張って日本語訛りの英語をしゃべりましょう!