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NZ MoyaSystem

ニュージーランド在住のプログラマがあれこれ書くブログ

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日本の年金心配する暇があったら国外に出よう

走行中の新幹線車内で男性が焼身自殺したニュースは衝撃的でしたね……。
こちらニュージーランドでもしっかり報道されていました。

www.nzherald.co.nz

そして、その動機は年金に対する不満にあったようです。

www.nikkei.com

「あれだけ保険料払ったのに給付がたったこれだけじゃ生きていけない!」という不満は、若者世代にとっても他人ごとではありません。現在の若者世代は、納めた保険料に対して給付金額が2000万円以上少なくなる、なんていう試算も出ています。

筆者の場合は、すでに日本の年金制度に見切りをつけていますので、さっさとニュージーランドの永住権を取得して年金の支払を止めてやりたいと思っているところであります。

今日はニュージーランドの年金制度を紹介して、 日本の年金心配している暇があったら国外脱出の準備しようぜ!と煽る内容となっております。

ニュージーランドの年金制度

ニュージーランドの年金は「Superannuation」と呼ばれており、以下のサイトで概要を確認できます。www.workandincome.govt.nz

現在の年金の受給資格は以下の通りです。

ということなので、55歳までにニュージーランドの永住権を取得できれば受給資格を得られることになります。


気になる受給額は、単身か配偶者がいるか、シェアハウスに住んでいるかなど細かな条件で変わってくるものの、単身世帯なら月NZ$1,400、配偶者ありなら月NZ$1,150程度の給付が受けられます。そしてこの年金の財源は税金ですので、日本のような掛金は存在しません。毎月数万円も年金に払い続けるのがばかばかしいと思っている方には朗報ですね!(筆者の親は「なんで掛金払ってないのに年金もらえるの?ありえないでしょ!」となかなか信じてくれませんでした……汗)


さてこの受給額、持ち家があったり家賃の安い田舎なら余裕で暮らせる金額ですが、都市部で家賃を払いながらだとちょっと苦しいかな〜という感じです。そこで、ニュージーランドではKiwiSaverという資産運用プランを国をあげて推進しています。

www.kiwisaver.govt.nz

これは被雇用者の資産形成を政府と雇用者でサポートするという仕組みで、以下の様なメリットがあります。

  • 年間$1,042積み立てると、政府が$521を上限に追加で積み立てしてくれる
  • 被雇用者が賃金からKiwiSaverに積み立てると、雇用者はその3%を追加で積み立てなければならない

つまり1年で、$1,042が ($1,042 * 1.03) + $521 = $1,594になるんですね。なにもしないで元本が1.5倍になるってすごくないですか!?これを長期投資で運用すれば、年金と合わせて十分暮らしていけるだけの資産が形成できるわけです。なお運用先は国内の金融機関が様々なプランを用意しているので、自分で選ぶことができます。
この制度と比べると、毎月数万円も保険料払ってるのにほぼ間違いなく元が取れない日本の年金制度がほんとアホらしく見えてきますね……。


オーストラリアの年金制度

もう1カ国、おとなりオーストラリアの年金制度を紹介しておきましょう。こちらの制度もニュージーランドと似ていて、税金を財源とするAged Pension、掛金を財源とするSuper Annuationの二種類に分かれています。Super Annuationでは、給与の最低12%が強制的に積立されます。毎月貯金するのが苦手という方でも確実に資産形成できるので、悪くない制度かもしれませんね。

支給額は、Aged Pensionのみで毎月約AU$1400〜AU$1600となっています*1。オーストラリアの物価はニュージーランドと結構違うので、これがどれくらい余裕のある金額なのかはわかりませんが、これプラスSuper Annuationの積立があればそこそこ暮らせるんではないでしょうか。

年金制度に不満があるなら住む国を変えよう

いまの年金制度は破綻するんじゃないかとか、若い世代は支払い損だとか言われて久しい昨今ですが、我々一般ピープルには国の制度そのものを変えることは非常に難しいです。日本に住み続ける限りは、たとえ不満があってもその制度を受け入れるしかありません。ですが、住む国を変えてしまうことはできます。自分がもっとも信頼できる年金制度を持つ国を調べて移住してしまうのもひとつの手です。


海外移住が遅れれば遅れるほど、年金制度変更のメリットは下がっていきます。いままで払った保険料が無駄になってしまいますからね。海外の年金制度けっこういいかも?と思った方、できるだけ早く移住計画を立てましょう!

年金の基礎知識

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