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NZ MoyaSystem

ニュージーランド在住のプログラマがあれこれ書くブログ

実録・月100時間残業するとどうなる

ライフ 仕事

久々に長時間労働の是非がマスコミに大きく取り上げられているようですね。

月100時間を超える残業、したことありますか?

僕は恒常的でないにせよ、何度もやりました。何度もやって、結局会社を辞めました。上記の記事中では50時間程度の残業はふつう(それもどうかと思いますが)と紹介されていましたが、100時間はなかなかやった人少ないんじゃないでしょうか。

今日は自身の経験から、月100時間残業すると人はどうなるのか!?について書いてみます。

僕はこうなりました。

なんでも買えるようになる

100時間も残業してますから、毎月がっぽがっぽ残業代が入ってきます。これで独身だったら、ほしいものはほぼなんでも買えます。ほしかったあの服も時計も、マンガやDVDも買い放題。土日は夜の街に繰り出して、ぐる○び食べ○グで話題のあの店この店、値段も気にせず飛び込んで、好きなだけ飲み食いして華麗にカードで決済。これだけ派手に使っているのに、残業代が多すぎて、なぜか毎月黒字です。

うらやましい!って思います?

いいのはここだけ。

これ以外はクソもクソですよ。

見た目が残念になってくる

筆者は当時、毎朝髭をそり、ワックスで髪を整えてから出社していましたが、いつの間にかそれをやらなくなりました。理由は簡単ですね。髪をセットする時間のぶん、寝てたほうがマシなんです。片道1時間かけて実家から通勤していたので、終電で帰ると長くても5時間半くらいしか寝られないんです。筆者は8時間睡眠が理想な体質なので、これは本当につらかった。

おかげで、髪はボサボサ、無精髭、睡眠不足と朝食を抜いているせいで目は虚ろと、ひどい見た目になってました。傍目からは、毎日やつれていく様子がよくわかったことでしょう。





時間あたりの生産性が極端に落ちる

月100時間もの残業を強いられる状況では、もう個人の努力でなんとかならないレベルで作業量が多いのです。となると、どれだけ頑張ったところで定時に帰るなんて無理。頑張っても頑張らなくても、どうせ終電まで仕事しないといけないんです。こんなマインドセットではまともに仕事なんかする気になりません。さらに、ふつうに毎日長時間労働ですから、蓄積した疲労がさらに能率を下げていきます。

ということで、時間あたりの生産性は極端に落ち、いっこうに残業が減らなくなるという悪循環に陥るのです。

トイレの個室にこもる時間が増える

IT業界あるあるのひとつに「トイレの個室がどこもふさがっている」というのがありますが、まさにそれです。

別に用を足してるんじゃありません。休憩してるんです。45分の昼休みじゃ足りないほど疲れているから。仮眠をとってるんです。毎日5時間しか寝てないから。あるいは、精神のバランスをとってるんです。ずっとオフィスにいると狂ってしまいそうだから。

自分の場合、一度トイレに行ったら、仮眠したりスマホいじったり溜息ついたりしながら10分は帰ってきませんでしたね……。

破壊衝動がうまれる

ストレスのあまり、最寄り駅から家に帰るまで、無意味に自動販売機に蹴りを入れてみたり、駐輪場の自転車を片っ端からなぎ倒してみたくなる衝動に駆られたりすることがよくありました。特に冬場は精神的にも鬱になりがちな季節なのでひどかったです。

破壊衝動をこじらせると、自殺衝動に結びつきます。カーテンリールやトイレの個室のカバン掛けが、ネクタイで首を吊るのにちょうどいい道具に見えてきたり、交通量のない車道の真ん中に1分くらい佇んで、車が猛スピードで飛び込んでこないかなーと妄想してみたり、階段の踊場から下を覗き込んで、どれくらいの高さから落ちたら死ねるかなーと考えてみたり。

筆者は幸運にも、クレイジーな職場から逃げるという選択肢が取れたので、最悪のケースには至りませんでしたが。ストレスをなめてはいけません。ほんとうに人が死にます。

まとめ

長時間労働を強いられると、人は壊れます。

仕事が好きな人は、1日8時間と言わず、どんどんやればいいと思います。そういう人たちが世界を変えていくのは事実なのですから。

でも、そうじゃない人は、無理して長時間労働する必要はありません。強制される必要もありません。それぞれがそれぞれのライフスタイルを尊重し合いながら、健全な勤労の喜びを共有できる社会が訪れることを願います。

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