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NZ MoyaSystem

ニュージーランド在住のプログラマがあれこれ書くブログ

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キュートな寿司ゲーム!『Sushi Go!』の戦略を考える

毎週水曜日は隣の友達の家でアナログゲームの日、ということに決まったらしい。今夜も行ってきました。今日プレイしたのは『Sushi Go!』という回転寿司をモチーフにしたゲーム。

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イラストがマンガチックでなかなか可愛い! 手札に配られたカードから1枚をピックし、残りを隣のプレイヤーに渡す、という流れの繰り返しでゲームが進みます。各カードにはポイントが割り当てられており、最も多くのポイントを獲得したプレイヤーが勝ち。シンプルですね! 早速基本ルールと戦略を紹介していきましょう。

カードセット

まずはカードの種類の紹介から。9種類のカードが用意されています。

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光り輝くワサビ。


各カードの説明はこんな感じです。

  • 握り: 1枚でポイントを獲得できる。イカが3p、サーモンが2p、タマゴが1p。
  • 天ぷら: 1ラウンド中2枚揃えると5p。
  • 刺身: 1ラウンド中3枚揃えると10p。
  • 巻き寿司: カードごとに1個〜3個の巻き寿司アイコンが描かれており、ラウンド終了時に最も多くのアイコンを集めたプレイヤーが6p、2番目が3p獲得できる。
  • 餃子: 1枚で1p。以下揃える枚数でポイントが増え、2枚で3p、3枚で6p、4枚で10p、5枚で15p。
  • ワサビ: ワサビをプレイした後、最初にプレイしたニギリのポイントが3倍になる。
  • お箸: プレイした後、カードを表向きにする直前のタイミングで「Sushi Go!」を宣言すると、手札から追加で1枚プレイできる。お箸は手札に戻る。
  • プリン: ゲーム終了時、最も多くのプリンを集めたプレイヤーが6p獲得。最も少なかったプレイヤーは -6p。


寿司のゲームなのに握りが3種類しかなくて餃子やプリンが入ってるのは、海外製のゲームなんでご愛嬌ってことで……。

ラウンドの流れ

1ラウンドは以下の手順で進みます。

  1. プレイヤーに手札を配る。(手札の枚数はプレイヤーの人数により異なります)
  2. 各プレイヤーは手札の中から1枚を選び、自分の前に伏せて置く(プレイする)。
  3. お箸をプレイしているプレイヤーは「Sushi Go!」を宣言できる。その場合お箸を手札に戻し、手札から1枚追加でプレイする。
  4. 全員がカードをプレイしたら、それらのカードを一斉に表にする。
  5. 手札を左隣のプレイヤーに渡す。
  6. 以下、2〜5を手札が無くなるまで繰り返す。

以上を1ラウンドとし、3ラウンドの合計得点で勝敗を競います。

基本戦略

プレイできるカードの枚数には限りがありますので、1枚あたりの得点をいかに最大化できるかがポイントとなるでしょう。1枚あたりの得点(p/枚)をパフォーマンスとして、各カードの性能を考えてみます。

握り

1枚プレイで無条件にポイントを獲得できる握りは非常に強力。特に1枚で3ポイントを獲得できるイカの握りは、初期手札にあれば必ずプレイしておきたいカード。サーモンは中堅の得点源として有効、タマゴはほかに取るものがない時のサブ要員か。

天ぷら、刺身

枚数を揃えられればそれぞれ2.5ポイント/枚、3.3ポイント/枚となりますが、揃わないと無駄になるのが悩ましい。天ぷらは比較的揃いやすいですが、刺身は2枚だけ揃って3枚目が来ないケースが最悪なので気をつけたい。初期手札に刺身が2枚以上あれば狙ってもいいかもしれません。


また何度かプレイした結果、「次のプレイヤーが刺身を揃えるのを阻止するために自分がプレイする」戦略はあまり有効ではないようです。なぜなら、手札の中に複数刺身があった時点で阻止できなくなってしまうからです。その場合、自分は得点を得られず、相手だけ得点が増えるという事態になってしまいます。

巻き寿司

6ポイントは魅力的ですが、アイコン数で1位になるには3〜4枚は巻き寿司をプレイしなければならず、平均して2p/枚〜1.5p枚とパフォーマンスはそこまで高くありません。誰かと同点になると得点が折半になるのでさらにパフォーマンスが下がります。最初から狙わず、他に取るものが無ければ取るくらいのスタンスが適当でしょう。

餃子

1枚でも得点になる上、揃えるとどんどんパフォーマンスが上がっていくので、安心してプレイできるカード。隣のプレイヤーが餃子を揃えだした場合、自分も揃え始めるのが吉か。天ぷらや刺身と違い、相手への妨害が自分の得点にもなるのが利点。

ワサビ

イカの握りとのコンボはカード2枚で9ポイントとなるので4.5ポイント/枚という最高のパフォーマンス。サーモンでも3ポイント/枚、タマゴでも1.5ポイント/枚なので十分です。一方、せっかくプレイしても後に握りが流れてこないと無駄になってしまうので、できるだけ序盤でプレイしたいカード。後になればなるほど価値が下がっていきます。初期手札にあれば真っ先にプレイするのが良いでしょう。

お箸

ワサビと同様、序盤にプレイすることで威力を発揮するカード。手札から2枚同時にプレイできる能力は見た目以上に強力で、刺身や餃子の枚数を一気に増やすことも可能です。またお箸はポイントにならないので、手札が少なくなってからの「Sushi Go!」は下流のプレイヤーに無価値なカードを流すことになり、妨害プレイとしても優秀。

プリン

取ってもすぐに得点にならないが、1枚も取らないと最後にマイナス6pのペナルティが待っている。ということは、ゲーム開始時の得点はマイナス6pであると考えることができます。その場合プリン1枚〜2枚でマイナス6pがゼロになる = 3〜6p/枚と捉えることもできるわけです。ので1ラウンド目から積極的に狙って行きたいカード。3枚〜4枚揃えるとゲーム終了時のボーナス6pも狙え、その場合マイナス6pがプラス6pなる、ということで12p分の価値。したがって 3〜4p/枚とイカかそれを凌ぐパフォーマンスになります。

まとめ

以上をまとめたのが次の表です。プリンについては、各プレイヤーがゲーム開始時にマイナス6ポイントをもっているという捉え方をしています。

カードの組み合わせ パフォーマンス(p/枚) 合計ポイント
プリン1枚〜2枚 3〜6 6
ワサビ + イカ 4.5 9
刺身3枚 3.3 10
プリン3枚〜4枚 3〜4 12
イカ 3 3
ワサビ + サーモン 3 6
餃子5枚 3 15
天ぷら2枚 2.5 5
餃子4枚 2.5 10
サーモン 2 2
餃子3枚 2 6
巻き寿司(1位) 1.5〜2 6
ワサビ + タマゴ 1.5 3
餃子2枚 1.5 3
餃子1枚 1 1
タマゴ 1 1
巻き寿司(2位) 0.7〜1 3


この表から次の内容が読み取れます。このセオリーを守れば全勝間違いなし!!

  • プリンの優先度はかなり高い。2ラウンド目までに2枚を揃えておくのが理想。余裕があれば3ラウンド目に4枚目のプリンをプレイしたい。
  • 序盤にワサビが来たらプレイしておくべき。後々、ほぼ確実に握りをプレイして高得点を稼げる。
  • 刺身3枚のパフォーマンスは確かに高いが、ワサビとサーモン、またはイカがあればほぼ同等のパフォーマンスを出せる。あえて狙わなくても良い。
  • 巻き寿司とタマゴの優先度は最も低いので下流にどんどん流す。

まとめ

今日のゲームでは一度も勝てなかったので次頑張ります。


Sushi Go!

Sushi Go!