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NZ MoyaSystem

ニュージーランド在住のプログラマがあれこれ書くブログ

過労死は「労働災害」じゃなくて「殺人」だ

仕事

大手広告代理店・電通の新入社員、高橋まつりさんが2015年のクリスマスに投身自殺した事件について、三田労働基準監督署が過労死認定をしていたことが明らかとなった。

24歳東大卒女性社員が過労死 電通勤務「1日2時間しか寝れない」 クリスマスに投身自殺 労基署が認定 - 産経ニュース

彼女は21世紀とは思えないほど非人道的な労働環境で働いていたようで、あまりの衝撃で感情が言葉にならない。

どーしても言いたいことが一つだけあるんで言わせてもらう。

今回の件、「労働災害」認定ということで会社に賠償責任あるって話だけどさ。

過労死って、労働「災害」なの?

どう考えても「殺人」だと思うんだけど?

だれかの頭を殴って、もし打ち所が悪くて死んでしまったら、当然逮捕されるよね。そして殺人罪に問われるよね。

「まさか死ぬとは思わなかった」じゃすまないんだよ。殴ったのが原因で人が死んじゃってるんだからさ。

まずは殺人罪、または、殺意が無かったんなら過失致死罪ですよ。

で、過労死の場合は?

社員のツイート内容を見れば、自殺前の数ヶ月間、連日早朝にまで及ぶ異常な長時間労働に従事していたことは明らか。

それによる過剰なストレスが原因となって精神を病み、自殺してしまったと考えてほぼ間違いないだろう。

じゃあさ、こういう無茶な長時間労働を命令したのは誰ですか?

上司ですよね?

「まさか死ぬとは思わなかった」じゃすまないんだよ。

上司の業務命令が原因で部下が亡くなってるんだよ。

単なる災害として、会社が遺族に補償金を支払って終わりにするのはおかしい。

高橋さんは自分で勝手に死んだんじゃない。会社に、上司に殺されたんだ。

責任者は、殺人罪で厳罰に問われるべきだ。

それが無理なら過失致死罪でも構わない。

いずれにせよ、人を殺めた人間が刑事罰に問われるのは当然のことだろう。

だが残念ながら、法律の素人のわたしが調べてみた限りでは、過労死によって上司に刑事罰が適用された事例は、今まで無いらしい。

しかし、もう過労死に刑事罰を100%適用させるくらいでなければ、日本の長時間労働は無くならないんじゃないか。

政府は「働き方改革」などと言って、長時間労働の削減に力を入れると表明しているが、そもそも国会議員が霞が関の慢性的な長時間労働を引き起こしていることが公になったりして、笑い話にもなりゃしない。

いっそのこと「部下を過労死させたら逮捕される」という前例を作って、日本中の管理職の考えを強制的に変えさせたらどうか。

部下の立場からしても、異常な残業命令を受けた場合、「こいつは自分を殺そうとしている」と考えることができれば、ブラック企業から逃げやすくなるかもしれない。

繰り返す。

過労死は「労働災害」じゃない。「殺人」だ。

「月100時間残業くらいで死ぬとは情けない」なんて言ってる管理職は、自らが殺人犯予備軍であることを自覚し、その価値観を即刻あらためてほしい。

そんな無茶苦茶な上司の下で働いている皆さんは、いつかこいつに殺されるくらいの危機感をもって、さっさと逃げ出してほしい。

たかが仕事で人が死ぬなんて、異常すぎるわ。



自分自身が過労で自殺寸前まで追い込まれた経験があるんで、ちょっと今回は感情むき出しに書かせてもらいました。すみません。