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ニュージーランド在住のプログラマがあれこれ書くブログ

ニュージーランドの永住権取得が難化! EOIポイント引き上げ、英語スコア提出が必須に

NZ

ニュージーランド移民局から、今後2年間の永住権発行数を削減するため、永住権申請の条件を難化させるとの発表がなされました。なんだってー!!!

www.immigration.govt.nz

なかなか衝撃的なニュースだったので、ニュージーランドブログの諸先輩方もこぞって取り上げてますね。

ニュージーランドの移民法が変わります。今後2年間は厳しくなります | 日刊ニュージーライフ

ニュージーランドの永住権がより難しくなる - クライストチャーチ最高!/ニュージーランドブログ

具体的に何が変わるの?

今回の変更は、まず大きく2つのカテゴリに分けられます。

  1. Parent Category (永住者の両親に与えられる永住権)の新規申し込み一時中止
  2. Skilled Migrant Category (技能移民部門)の申請条件の難化

ひとつ目の内容は、両親をニュージーランドに呼ぼうとしていた人にとってはかなりショッキングなニュースですね……。申し込みの中止なので、これはもうどうしようもないです。あと2年は待つしかない。

多くの人に影響しそうなのは2点目、技能移民部門の変更です。これは、ニュージーランド国内ではまかなえない、専門技術をもった人に対して与えられる永住権です。プログラマーや料理人、医療関係者などですね。僕も、この部門での永住権取得を目指しています。

では、技能移民部門でどんな変更があったのか見てみましょう。

EOIの自動選出基準が140点から160点に変更

ニュージーランドの永住権は、いきなり申請できるわけではありません。

まず EOI (Expression Of Interest) という、永住権のプレ審査のようなものを申請する必要があります。これはポイント制で、年齢や職業、学歴などによってポイントが加算されていき、一定ポイントを超えれば申請可能。それが承認されて初めて、永住権の申請に進めるという流れなんです。

EOI の審査は、これまではポイントが140点を超えていれば、自動的に審査対象に選出されていました。この基準値が、今回の変更で 160点に引き上げられます。

20点も余分にかせごうと思うと、かなり大変です。すぐに手に入るのは「オークランド以外に住んでいること」の30点くらい。これは実質、「お願いだから、みんなオークランド以外に住んでくれ!」という移民局からのメッセージでしょう。まぁ実際オークランドは人が増えすぎて住宅価格が高騰の一途をたどり、社会問題化してますしね。

ポイント獲得の要件は、移民局のウェブサイトにある Point Calculator で計算できます。移住を検討している方は、自分がいま何ポイント持っているのか、はやめに調べておきましょう!

英語能力試験のスコア提出が必須に

技能移民部門では、IELTS 6.5 相当の英語能力が必須とされています。6.5は大学の授業についてこれるレベルと考えてください。

しかしこれまでは、IELTS のスコアを提出しなくても、その他の業務資格や職歴なども、英語力の証明として扱ってくれました。

それが今回の変更で、英語能力試験のスコア提出が必須となりました。

この変更は頭をかかえる人も多いかもしれませんねぇ……。IELTS はお金も体力も消費する試験なので、僕も正直ユーウツです。

でもニュージーランドで生きていこうとするなら英語はどう考えても必要ですよ。これまでの基準が甘かったってことで、腹をくくって勉強しましょう。IELTS 6.5 くらいなら、高校までの英語をちゃんと勉強すればなんとかなります。僕もさっそく IELTS の問題集を買いましたよ!→ Cambridge IELTS 10 Student's Book with Answers with Audio

僕が留学に際して IELTS 6.5 を達成した方法をまとめたエントリもあるので、ぜひ参考にしてください。→【英語学習】ニュージーランド留学を実現させるために使用した教材・サービス - NZ MoyaSystem

また、IELTS 以外にも、TOEFL、OET、FCE、PTE の4つの英語試験が公式な英語力証明として認められます。TOEFL 以外は聞いたこともありませんが……。人によってはほかの試験のほうがカンタンという場合もあるかもしれませんね。

それぞれの公式ウェブサイトを以下に貼っておきます。一度、目を通しておくといいでしょう。

OET - Occupational English Test
Cambridge English: First (FCE) | Cambridge English
PTE Academic - The English test that takes you places

まとめ

今回の移民局からの発表でショックを受けている人、結構いると思います。「あと1年早く行動を始めていれば……」と後悔している方もいるんじゃないですかね。

でも、制度が変わっちゃったものはしょうがない。しょせん、我々日本人はニュージーランドに住まわせてもらっている身分。移民局が言うことには従わなきゃしゃーない。

オークランド以外で仕事を探す、IELTS で6.5を取る、あと3年業務経験を積む、上等でしょう。がんばろうじゃないですか。まずは前を向きましょう。

そして、今、日本国内でニュージーランドへの移住を検討している方にとっては、行動を開始するいいタイミングじゃないでしょうか。この先どんどん条件が厳しくなるんじゃないか、という想定でいたほうがいいですよ。

悠長に構えていると、どんどんチャンスが逃げていってしまうかもしれません。どうせやるなら早いほうがいい。EOIのポイントも若ければ若いほど高いですからね。不安なことがあれば相談に乗りますので、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

ニュージーランドの永住権を目指している方、いっしょにがんばりましょう!