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NZ MoyaSystem

ニュージーランド在住のプログラマがあれこれ書くブログ

体育では正しい筋トレを教えてほしい

脱もやし

身長170cm、体重45kgという超絶もやし体型から脱却すべく、昨年11月からパーソナルトレーニングを始めた。

プロのトレーナーから筋トレのいろはを教わることで、目からウロコがぼろぼろ落ちる思いがしている。

とにかく驚いたのは、腕立て伏せ、腹筋、スクワット、その全てにおいて、自分が学校の体育で教えられてきた筋トレがことごとく間違っていたということだ。

特に中学校の3年間、死ぬほどやらされたトレーニングがまったく正しくなかったことには、怒りや悲しみすら覚える。

体育で筋トレをさせるにしても、せめて「正しいやり方」くらい教えるべきではないか?

スクワットのフォーム全然違うじゃん!

ジムで最初に教わったトレーニングがスクワット。これが、中学校でやらされたスクワットと全然違っていて衝撃だった

正しいフォームは、股関節を曲げてお尻を後ろに引き、膝を曲げる。太腿が床と平行になったら膝を伸ばす。これの繰り返しだ。


しかし、僕が15年前にやらされていたスクワットは、膝を完全に曲げてから伸ばすのを繰り返す運動だった。要するに膝の屈伸運動である。

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これでは一番負荷がかかるのは膝になってしまう。スクワットは太腿を鍛える運動なのだから、明らかにやり方が間違っている。こんな意味のないことを、当時は運動部で毎日100回もやらされていたのだ。

大人になり、プロのトレーナーの指導を受けて、初めてスクワットの意味と効果を実感できた。数日トレーニングを続けて、太腿の付け根に負荷を感じたときは、思わず感動したのを覚えている。

いわゆる「腹筋」だけが腹筋運動じゃない!

次に、腹筋を鍛える運動を例に取ってみよう。「腹筋」と聞いて皆さんが思い浮かべるのは、下の画像のようなトレーニングではないだろうか。膝を立て、手を頭の後ろで組み、上体が膝につくまで起こす、を繰り返す、いわゆる腹筋運動である。専門的には「シットアップ」という。
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中学時代はこのトレーニングをひたすらやらされたが、正しいフォームでやらないと首を腰を痛める危険性がある。当然そんなこと誰も教えてくれなかった。

いま僕がメインでやっている腹筋運動は、以下の動画に登場する「ブリッジ」だ。

膝を立てて床に寝そべるところまでは同じだが、上体を起こすのではなく、上の画像のようにお腹と太腿に力を入れて上体を持ち上げるのだ。これなら腰や首を痛める心配もない。4秒×15セットという短時間でも、腹筋がプルプルしてくるのを実感できるほど負荷がかかる。しかも腹筋と大腿筋を同時に鍛えられるので一石二鳥だ。

こんなに効率的、合理的な運動なのに、なぜ学校で教えてもらえなかったのだろうか?

「姿勢」と「意識すべき筋肉」くらい体育で教えるべき

パーソナルトレーニングを実践してみて、筋トレにおいて「姿勢」と「筋肉への意識」がいかに大事であるかを理解できた。

正しい姿勢を覚えることは、体の適切な場所に負荷をかけるために必要だ。そして、トレーニング中、体のどこの筋肉に負荷がかかっているか観察することで、やり方が正しいかどうか自己判断できる。

せめて、「姿勢」と「意識すべき筋肉」くらいは学校の体育で教えるべきではないだろうか?

「筋トレ100回!」と命令するだけなら、教師がやらなくてもいい。

「正しい筋トレとは何か」と生徒にきちんと教えられなければ、体育の意味がないだろう。

子供にテキトーな筋トレをさせることで、運動嫌いが生まれてしまうのが一番もったいない。何しろ、筋金入りの運動嫌いだった僕でも、正しい筋トレを実践することで効果を感じられているし、筋肉も増えてるし、運動が楽しくなってきているのだ。

もし今も、間違ったやり方の筋トレが体育で教えられているのなら、即刻改めてもらいたいと切に願う。